おはようございます。
昨日、岸田改造内閣人事が発表されました。相変わらず女性がたったの2人。正直ガッカリ。
そこへ赤松良子先生から、謹呈著書が届き、そのタイトルが「男女平等への長い列」。
本当に長すぎる列だわ。
数少ない女性閣僚であっても、赤松先生のように、しっかり男女平等につながる法律を策定するくらいの女性閣僚なら、なんとか日本も世界基準をめざせますが、今どきの時代に夫婦別姓やLGBTQ+問題に、後ろ向きな閣僚には、この国の未来も希望も託せない、と私は確信しています。
閣僚でなくても、ジェンダーや人権に疎い政治家は信用できない。
そんな政治家が、この国や国民を守ることなんて、できるはずがない。
事実、日本の防衛策について、何が進んでいるだろうか。なぜシェルターの問題にすら触れないのだろうか。
私は20年間無所属の地方議員でしたが、6期目に自民党に入党しました。議員は、市民の皆様のための法を立法できてこその存在だから。
なんぼ聞こえのいいこと言ってたって、蚊帳の外では、話にならないから、政権政党に入ったわけです。
でも入党したら、ある女性の国会議員が、「山口先生のジェンダー論は、立憲民主と間違えられるから気をつけて」と、陰口を叩いていたらしい。
笑ってしまった。ジェンダーに政党色があるのか?
ジェンダーや人権をいうと、すぐにあの人は左だとか、の色分けが大好きな方がたくさんいらっしゃるが、今さら右や左の価値観こそ、古臭い時代遅れの価値観だと思います。逆に男女平等や人権問題のお株を野党に取られていることを、政権政党として、恥ずかしいと思わないと。日本を世界の範たる国に。世界に通用する国にすることが大事だと思う。
今話題の旧統一教会さんは、今でもアンチ・ジェンダーの布教を自民党の国会議員を中心に活動していると報道されていました。
家族や家庭の不幸の元であるDVや子ども虐待の根源にあるのは、アンチ・ジェンダー、つまりジェンダー不平等。
アンチ・ジェンダーの考え方では人を不幸にしてしまう、というわけです。
実際、回り回って今回のような事件につながってしまったことについて、もっと深く冷静に考察することが必要だと考えます。
さて今日も猛暑の予報です。
8月議会とお盆の準備をしながら、元気に過ごします!