おはようございます。空には一面のうろこ雲が、秋だねと語ってくれています。
今夏の大掃除、最後に自分の書斎をゴトゴト片づけています。
なんと言ってもライフワークである堺市女性団体活動の膨大な資料があります。団体の資料とは別枠で。
憲法24条(男女平等条項)の草案者であるベアテ・シロタ・ゴードンさんを2008年に堺にお招きして、ゆっくりとお話しを傾聴することができた経験と、いただいた直筆のメッセージは、堺市女性団体創立60周年と私個人への2つです。
私たちはこのベアテさんのサインと憲法24条を6か国語に翻訳したものをシルクスカーフにしました。
堺市では、当時の木原市長への表敬、市民会館大ホールと女性センター大ホールでのご講演、そしてリーガロイヤルホテル堺での懇親会、は鮮明に覚えていますが、海遊館にご一緒したことはちょっと忘れていました💦。
写真を見て思い出したのは、ベアテさんの纏っておられるコートは、堺が世界に誇るデザイナー堀畑裕之さんと関口真希子さんのブランド、matohuのものです。当時のmatohuさんは表参道にあって、何かの記念イベントの際に自分用に購入したコートでした。もちろんおNewのままプレゼント🎁しました。
ベアテさんは、この4年後にお亡くなりになりました。ウィーン生まれのユダヤ系ウクライナ人のご両親の元に生まれ、お父様のレオ・シロタさんは、戦前に山田耕作から請われて日本に来られた名ピアニスト。
ベアテさんは、日本の女性が置かれている状況を幼い時からご自身で見ておられたのです。
そして、日本と米国の架け橋となられました。
貴重な写真と直筆メッセージ、そしてベアテさんのあのぬくもりを大切にして、しっかりとこれからもジェンダー平等から平和な世界をめざします。
心からの尊敬と感謝と共に。
大好きなベネチアの文房具屋さんで買った大好きなノート。
始めのページにベアテさんからメッセージをいただきました❣️
高田朝子さんとフィンランドからの留学生カイヤさんと❣️
女性団体への直筆メッセージの下書き原稿。
続きの原稿です。
日本国憲法は、ベアテさんからの贈り物🎁
レオ・シロタさんのピアノ演奏。