本当は28日の実施の予定だった小学校の体育大会が、 台風で延期されて今日行われていました。
「体育大会の看板です」 「子どもたち力作のポスター」
「こんな風に貼られています」
寄せていただくと、平日にもかかわらず 大勢の保護者の方々がしっかり応援に来られていました。 ちょうど例年の「棒引き」がおこなわれていましたが、 よく見ると綱でした。 プログラムの種目名も「きづな」となっていました。 おそらく東北関東大震災の復興支援の 「絆」の意味も込められていたと思いますが、 綱を引いているので「きづな」という「つ」にてんてん(濁点)なのですね。
「棒ひきからきづなに」 東浅香山小学校は私の母校であり、自宅の前にあります。 山口校長先生から、 「心臓にペースメーカー装着している児童もいるので、 保護者の方々とも相談して棒ではなく、綱 なら大丈夫だろうということで変更したんです。」 とのこと。感激でした。 さらに、この「きづな」の競技の間中、 最前列の中央に車いすに「きづな」と書かれたのぼりをつけて、 両手に応援のうちわを持って、 一生懸命に応援している子どもさんがいました。 競技が終わるとみんなと同じ列に戻って楽しそうでした。 なんか、とても自然で嬉しい気持ちになりました。
誰か一人でも、 きちんと思いを馳せることのできる人がいる小学校であり、 教育現場であることが、 車いすを必要とする子どもさんの あの笑顔によってわかるような気がしました。 母校を誇りに思います。 |