昨年から言われている「原発停止」による電気料金の値上げ。
消費者としては納得がいきません。
オイルショックの時もそうでしたが、
これはおかしい。
昨年末に 堺市消費生活協議会として
関西電力に申し入れをして、
話し合いをすることになりました。
オイルショックの時には、
消費生活協議会の先輩たちはプラカードを作り、
大挙して旧堺市役所の玄関ホールを埋めたものですが、
今の時代は「論戦」です。
私たちは原発の危険性や、
欺瞞についてはもうチェルノブイリの事故のはるか前から
学習と運動をしてきています。
もんじゅの再始動もあり得ないことと、
運動してきました。
さらに今回の東電の福島原発事故によって、
原発問題はわが国の最重要課題となり、
エネルギー問題について様々な資料は巷にあふれ、
さまざまな運動が繰り広げられています。
論点を整理して冷静な話し合いを行い、
消費者としていうべきことをしっかりと主張し、
巨大な電力会社に対し、申し入れを行います。
この話し合いはあくまでもスタート地点。
この話を聞いて関西電力がどのように対応するかによって
私たちの運動のやり方も変わってきます。
先日、関西電力からは、
量もたっぷりの説明資料が届いています。
私たちは、関西電力の社員とけんかをするつもりはありません。
社員を責めても仕方がないからです。
しかし、関西電力の巨大な組織における責任者や通産省、
原子力規制委員会、政府など
もっと巨大な「原子力ムラ」という悪魔の構図をもつ
「既得権力」に挑むのです。
3月6日、午後1時30分から堺市消費生活センターにて。