おはようございます。
桜雨の降る朝、少し空が晴れて来ました。
早朝から、今イタリアにいる心友、倉原佳子さんと
割と深刻なお話をしていました。
けれど彼女はバチカンに行き、ローマ教皇庁の重鎮である、
Francesco Coccopalmerioさんと面談されています。
コッコパルメリオ閣下は、ローマ教皇庁の法文評議会のプレジデント。
全世界のカトリック教会の教会法を司どる、いわば司法長官です。
常にローマ法皇の側近中の側近であり、世界のカトリック教会
約13億人の信徒の法典の責任者ですね。
ご縁というのは不思議なもので、自分をふりかえってみても
感じるのですが、何故にこんな小さな自分が、
こんなに素晴らしい人たちと出会えて、
共に社会的な取り組みをすることになっているのか…。
コッコパルメリオ閣下が、堺市にお越しになるかも知れない?!
その時にはぜひ南宗寺にお連れして隠れキリシタンの歴史を
お伝えしたいですね。
3年前、バチカンを訪れた時には、
ローマの街中に No more Hiroshimaのフラッグが、
はためいていました。
いずれの宗教も平和を望み、殺戮や奪略を許さないはずです。
人々の心に、非平和的な国家政策をとどめる勇気を。
今を生きる全ての人の、平穏無事な日々を願い、
微力ながらも精一杯働きたいです。
今日は、世界一の前方後円墳、仁徳陵の向かいにある
桜満開の大仙公園、堺が誇るお茶室 伸庵にて、
更生保護女性団体主催のお茶会にお招きいただいています。
はるかローマに、日本のこの美しい桜とお茶の文化を届けます。
やわらかな桜の花びらの色に、心ある一日を。