O-157学童集団下痢症が発生した平成8年。 あれから15年。 O-157学童集団下痢症の犠牲者や被害者に対して このようなことをやり始めました。 平成10年からずっと「堺市健康づくり市民会議」が 追悼と誓いのつどいを実施してきました。 追悼も誓いもなく、 教育長が新任教員にむけた訓示の中で O-157学童集団下痢症という忌まわしい食中毒事件があった、 ということを伝えただけで、 追悼と誓いのつどいになっていないという指摘をしました。 追悼式を行われましたが、 参加した市民会議の樋上先生や他の役員の皆さんが、 やっぱり違う。 我々市民会議がやってきた追悼式とは違う。 市民参加ができない。 やはり堺市健康づくり推進市民会議の有志(といっても全員)で 「追悼と誓いのつどい」をやり直しをしました。 「今年は15年目だから、本当に解決に向けて、 きちんと追悼と誓いのつどいもやらないといけない のではないでしょうか。 と投げかけをしていましたが、 きちんとした返事や協議もなく今日を迎えています。 何を言いに来たのかさっぱりわかりません。 何も言わずに頭を下げています。 800人から収容できるホールでやるそうです。 でも、これを表に出せば、 ご遺族や犠牲者の方々をさらにきずつけることになります。 だから、私たちは伏せてきました。 こんな人たちがこんな感覚でやる追悼式など、 逆に故人への冒涜にさえ思います。 ご遺族や被害者の方々との話し合いをしてきたのです。 傷つけることはあっても、 解決など、道筋もないでしょう。 ほったらかしなんですよ。 今年も「追悼と誓いのつどい」を別にすることを決めています。 堺市として、堺市教育委員会としてやるべきことなのです。 加害者であるという意識なんか、 あなた方のどこにあるのか」と。 将来、夢や希望を持てる教育をですって? その謝罪も追悼もきちんとできない人たちが、 こっちは落胆と絶望の連続ですよ。 どんなリーダーシップが取れているかが、 問われるのです。 任せっぱなしの責任は重大です。 市民として怒りを持たざるを得ません。 私の心から離れることのなかった3人の女の子のご冥福を、 心からお祈りし、 お詫びの気持ちでいっぱいです。 まだ、なんにもできていなくて・・・。
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