仕事を終えて、
自宅に戻る大和高田線の方違神社の前から、
堺市駅のベルマージュが見える。
最初は近くで火事なのだろうか?
と思うほど煙のようなものにあたり一帯が包まれて、
かすんでいる。
でも消防車の鐘の音も聞こえない。
どうやら火事とは違う。
視界の中全体がかすんでいるではないか。
車を止めて、環境指導課に電話。
PM2,5の数値が、
普段、堺市は平均で15マイクログラムだが、
今日午後5時半時点での、
あくまで速報値では新金岡で60マイクログラム、
三宝で62マイクログラムの値が出ているという。
何が原因かは定かではないが、今日の気温と湿度が高いこと、
風が全然ないことが気象条件としてはいえると想定される、
という答えだけは返ってきた。
中国の大気汚染なのか、黄砂なのか、
なんなのかわからないけれど、
車に乗っていてもなんだか喉が痛い・・。
市民の皆さんは家族は大丈夫だろうか・・・。
学校ではどうしているんだろう、
卒業旅行で学校からUSJに行っている息子はどうなんだろう、
と心配になってきた。
帰宅してとにかくうがいをする。
早めに夕食を済ませて末娘を塾に迎えに行く。
やっぱり外はまだ煙っているような感じ。
やはり、そとに20分ほど出ただけで、のどが痛くなる。
すぐにお風呂に入る。
末娘の鼻の中がまっくろだ・・。
これはもう尋常じゃない状況です。
ちょうどニュースで、
国がPM2,5の基準値が35マイクログラムから
倍の70マイクログラムを超えた場合は
健康被害がありうるという基準案を示した、
と報道されていました。
放射能といい、国の基準値はいつも高い。
でもいくら国が大丈夫と言っても、
私たちの体や神経は、敏感に反応する。
堺市は、緊急の対策が必要ですね。