堺市社会教育委員会は、3年前から、
新しい時代に則した委員会をめざして改革を実行してきました。
生きた社会教育とは何か、
社会教育委員会や委員の役割はなんだろう?と
市教委の事務局の皆さんと共に、根本的な見直しと認識を共有して、
提言書も全国に類を見ない新しい感覚のものが出来上がりました。
この提言書が全国に紹介されると、
早速高知県土佐市の社会教育委員会が、
堺市に視察、懇談に来られました。
社会教育は、家庭、学校、地域教育の総合体です。
今年、文科省も組織改革を行いました。
教育や政治は、見せかけだけではなく、
実質的に有効な施策を推進することが大事だと考えています。
形骸化、固定化された仕事の仕方から脱却して、
臨機応変、柔らかな発想で楽しく仕事をすれば成果が出てきますね。
そう、今の社会教育委員会は、委員の皆さんが活発に発言され、
楽しんでおられ、会議だけじゃなく、
堺の彼方此方に出かけて現場を知り、社会教育の視点から、
つながりを学術的にも理論化しています。
楽しんで社会教育!してますね。
学校や家庭は、子どもたちにとって楽しく学び育つ場所に
なっているでしょうか?
下手すると傷つける場所になっていないでしょうか?
成長のための努力は大変ですが、
親も先生も、みんなが楽しく努力できる、
失敗も爽やかに乗り越えられる環境づくりが大切だと思います。
そのためには、委員構成のキャスティングが大事ですし、
特に座長、副座長の有識者の先生方のキャパシティとスタンスは、
大切ですね。
今の堺市社会教育委員会の、餅木会長や林副会長は、
素晴らしい先生であり、研究者でいらっしゃっいます。
今年からPTAから、植木 聡さんが参画してくださいます。
前任の原さん同様、明るくて、前向きな姿勢で素晴らしい方です。
これからも、ますます堺市社会教育委員会は、
面白いことにチャレンジするそうです。
障がい者の視点、子どもの貧困、
大阪が子どもの学力全国最下位、など課題も山積。
社会教育が現状をよく知り、果敢に課題解決に向かいたいものです。





