おはようございます。
広島原爆の日の朝。
尊い魂を慰めるかのような微風が時折、吹いています。
誰もが日本の平和を願う敗戦70年の
今日。
国際平和を実現する具体的な取り組みの大きな一歩であるといえる、
一冊の貴重な本が、日本で初めて上梓されました。
長崎県立大学大学院の李節子教授が
30人もの専門家の論を編著された、
「医療通訳と保健医療福祉」。
国際社会のグローバル化と人権が叫ばれる中、
国家間を様々な事由で移動、移住、あるいは定住している、
せざるを得ない多くの人々の、生命と健康を守るために、
医療通訳の必要性と役割りが、示されています。
国内外の取り組みも紹介され、自治体にとっても行政や、
市民の果たすべき役割や考え方がわかりやすく解説されています。
原爆記念式典の総理の虚しい挨拶、あのシラけたムードと
聴衆の無言の怒り。
式典のあと、被爆者の会から安保法案の撤回を求められるとのこと。
それに比べて、李節子教授の本は、
世界に平和の光を与えてくれますね。
李先生は、学者として、やるべきことをやり続けるのみ!と
おっしゃいます。
こんな素晴らしい先生が、堺市のセーフシティープログラムの
総監修として力を貸してくださいます。
堺から、平和を!
今日は、午後から壺市茶寮の谷本陽蔵さんのお別れの会。
3日間、堺市の決算監査で監査委員としての仕事で、
止まっていた他の仕事を片付けます。
皆様におかれましては、
生命と平和に寄り添う今日でありますように。