今日は議会で文教委員会の準備や打ち合わせをしていました。
東日本大震災の福島第一原発の事故から
ほぼ半年後の10月14日に
文科省、通産省、電力会社が結託して
「原発の安全神話」の副読本を作成し、
無料で全国の小中学生に配布しました。
副読本なのに教員用の指導書までついています。
まだ、福島原発も終息せず、津波にのまれた被災地では、
多くの人々が悲しみと苦しみのどん底にいるときに、
国や電力会社はこのようなものを作成し、
まだ、「原発は安全だ」と教えよと、
こんなに迅速に対応しているのです。
今日はその副読本や、教員用の指導書、
また原子力発電についての堺市が採用している、
中学校と高校の理科や社会の教科書の引用の部分を確認しました。
堺市はどの教科書も原子力発電について長所、
短所が両論併記のものが使われており、
安堵しました。
来る5日の文教委員会において、
正しく知って正しく恐れる、
原発・放射能教育について質問を行います。
今度の文教委員会のために購入した本の一部です!