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活動日記

堺セーフシティ・プログラムの始まり 7月1日

ミチェル・バチェレ 現チリ大統領が、国連UN Women事務局長として、
堺の女性センター(現 男女共同参画センター)を来訪したのは
2012年の初夏だった。

彼女は、2011年に元々チリ共和国の大統領だったが、
国連の肝入りで、女性の人権所管を統合して新設された
UN Womenの事務局長として迎えられた。


チリ共和国は、長い間ピノチェト政権の独裁が続き、
彼女の父は殺され、彼女自身も囚われ、拷問された。

しかし、その独裁は、彼女が大統領に就任することによって
終始符が打たれた。


バチェレ事務局長は、当時離任間近の野田総理に面会した後、
堺市にやって来た。

堺市長にセーフシティ・グローバル・イニシアティヴの依頼をするため。

堺市での公式プログラムは、堺市長表敬、
堺市議会との会合(当時は、吉川敏文議長)、
堺市の女性センターに誘致されていたUN Women日本事務所の視察、
そして堺市女性団体協議会との交流会。


女性センターには歓迎の市民が溢れ、
バチェレ事務局長の講演を聴き、会場には、
なでしこジャパンを追いかける、
全国から選抜されている女子中学生のサッカーチームが、駆けつけた。


その後、堺市の竹山市長は、
2013年の暮れにセーフシティ・プログラムにアジア初の参画署名を行った。

バチェレ事務局長は、UN Womenを辞めて、自国の大統領に復帰。

大統領に復帰して1年目に、チリ共和国の企業に協力を求めて、
チリの子どもたちの教育の無償化を実現されました!

そんなすごい、大統領が堺市に来てくださったんですね。(^-^)

 

さて、プライベートでは、バチェレ事務局長とヘトレ部長と、
堺のお寿司屋さんに行きました。

バチェレ大統領は、お寿司大好き。
子どもさん3人もお寿司が好きだけれど、チリはお寿司が高いそうです。

ぜひいつかまた、子どもさんたちと堺市に来てお寿司を食べさせたい!と。

元々、小児科医のバチェレ大統領。大統領になるために博士論文を書いて、学位PHDを取得されました。

私もいつか、子どもたちや仲間と共にチリ共和国を訪ねることを約束しました。

こうして、堺市の堺セーフシティ・プログラムが始まったのです。

今、各国の首都である都市が続々とセーフシティ・プログラムに
参画していますが、日本は、東京ではなく堺市が参画しています。

セーフシティ・ネットワークの中でも、
SDGsの一環とした位置づけで、
セーフシティ・プログラムを行っている堺市は、高く評価されています。

 

 

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堺市女性センターに到着された時の歓迎!

 

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女子中学生サッカーチームの皆さんと!

 

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講演後、女性への暴力を許さない!
世界共通のフォームで記念撮影。

 

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首相官邸で、野田総理と懇談。

 

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堺市役所に到着された時も、
職員さんや市民の皆様の大歓迎。
この日は、市役所に国連旗が掲げられました!

 

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堺市議会にて、正副議長、会派代表の議員と公式の会合。

 

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女性センターにて。

 

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議会との会合。吉川敏文議長の素晴らしい進行で、
内容の濃いものとなりました。
バチェレ事務局長が、感激されていました。