今日も午前5時起床。おもむろにパソコンに向かう。
お!真夜中の3時58分にメールが入っている。
英語やな。。
なんだかとってもエキサイトしている内容、嬉しそう。
UN Women本部のSafe City Program 担当の
アナスターシャさんから。
去年の11月に
ミチェル・バチェレUN Women事務局長が堺に来られて
竹山市長や吉川議長、
国際議員連盟の代表者らを表敬訪問した際に、
バチェレ事務局長から直接依頼された案件についてのことです。
あれ以来、
堺市の男女共同参画課、市民協働課、
国際課とUN Women
が一緒になって進めてきた仕事です。
堺市がわが国を代表して「女性と女児が安全な町」(もちろん男性や男児、高齢者や障がい者などすべての市民が安全な町)宣言を世界に向けて発信するプログラムを実施していくという内容です。
素晴らしいことです。
よその国はたいてい首都である都市が宣言をしていますが、
日本はわれらが「堺市」。
男女共同参画、人権宣言都市、堺。
安全や安心、または平和を維持するためには、
軍事力ではなく「人権尊重」と「文化」を高めることが、
市民にとっては最良、最善の策です。
現代の為政者に求められるのは、
この核心がぶれないことだと私は考えています。
古代ローマのたとえば、マキャベリの君主論や、
中国の孟子や孔子の兵法などがよく政治に引用されますが、
「古代」は「武力」に依存した、
いわゆる最終的には脅迫的な政治だったからこそ、
戦争が繰り返されたのではなかったでしょうか。
でも現代のように核兵器が製造され、
原爆が投下されるような時代にあって
「武力」による威嚇や脅迫という政治をするなら、
それはもう政治ではなくて、ただの喧嘩屋にすぎない。
古き悪しき時代の政治を引きずることは、
現代の政治家には許されないことなのです。
平和な文化を醸成することこそが、
愛国の精神の発露を促すのです。
そういう意味からも
今回のUN Womenのセイフシティープログラムで、
堺市が世界のイニシアチヴをとる一員になることの意義は
大きいのです。