今年も事業仕分けをしますという連絡がありました。 事業仕分けをするのに600万円ものコンサル費用使うの?」
議会でも何度か質問もしてきました。
また市民向けの事業や補助金をカットしまくる前に、 やることがあるはず、と。 職員の給与を一律カットしたり、 市民団体などが、10万、20万、50万円以下の補助金で、 ほぼ年がら年中、市民や子どもたちのために ボランティアで堺市のためにも汗を流しているところの補助金を、 何の根拠か、 数万円カットしたりする。 今後の税収減を見込んでとかいうことなので、 そういわれたら仕方がないけれど、 頑張っている職員や市民のモチベーションは明らかに低下します。 役所内部の事務仕事に関して、 ほとんどすべての段階で コンサル丸投げという実態があるからです。 外部委託を推進していたがため、 という時期もありましたが、 なんかちがうんですよね。 本当に専門性の高い、 市の職員にはおよびもつかない分野や能力を必要とするときに、 知恵やスキルを借りる、ということだと思うんです。 マスタープランは、 担当部課が必死で自分たちの知恵を経験を絞り、 たたき台づくりにがんばっていました。 それでも要所要所はコンサルに委託したようです。 仕上げを磨くため、にはそれも必要ですよね。 ほとんどが最初から最後までコンサルに「丸投げ」。 実行委員会形式で実施していく中で、 そんじょそこらのコンサルなどまったく必要ありませんでした。 大手の錚々たる企業名で乗り込んでくるコンサル会社も、 堺市にはろくな人材を送り込んできていないことが多い。 堺市はなめられている!のが現実です。 それはなぜか。 職員にコンサルを指導したり、これを頼むという、 つまりコンサルを使いこなす能力がないからです。 自分で最初から最後まで仕事をした経験がないからです。 つたなくてもいい、 まず新人や中堅職員が自らやる、 それを上司が指導する、 というごく普通のスキルの積み重ねがないからです。 なされていないということです。 全国のお役所に共通していると言えるかもしれません。 冊子として出来上がっているものを見ると、 市の名前が違うだけで、 体裁も内容もほぼ同じものができていることが多くみられます。 そのような安直な条例や計画のたたき台が示された時に、 シビアな意見(私は、あたりまえのことを言っているつもりですが、 甘い考えの職員から見るとシビアに感じるそうです)を いってきました。 堺市として何をこの条例や計画にアピールすべきなのか、 練りましょう」と。 当然のことですよね。 当たり前以上にできている部署や職員もいます。 少数の人と出会っているだけでもラッキーかもしれません。 こういう職員の給料はしっかり値上げしてほしいですね。 それこそ彼らは、彼女らは、 損得言わず市民のために頑張ってますよ。 と思っています。 いい加減なコンサルになめられながら、 投入されている税金の額はいったいいくらか? ということです。 どんな人材がが派遣されてきているか、 ウラをしっかり取るべきですし、
(だってど素人みたいな人たちが 現実に送り込まれてきているではないですか。) 職員がまず何をすべきかを問い直すべきじゃないですか。 そして、あたりまえのルーチンワークのリズムと 流れを確立すべきですね。 話すこともなく一日中パソコンに向かっている職員さん。 愉しいですか? 職員のスキルアップを、真剣に考え、 育ててくださっていますか? なめられたらいけません、よね。 ということは堺市民がなめられるということですよ。
「この程度の担当者、このくらいでホイサッサと済ましよる、ごちそうさん」
ぜひエンパワメントして下さい。
公務員である以上、 議員である以上、 何らかの専門性、 そしてなすべき使命と責任を負って今があります。 お互いに頑張りたいと思います。 |