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ウェリントン市長来たる 7月19日(火)

台風6号、名称マーゴンが

どうやら四国、近畿、東海地方直撃。
雨台風で各地の降水量が

1年間の3分の1に達する見込みだそうです。

そんな中、

すでに昨日姉妹都市である、

ニュージーランドの首都ウェリントン市から

市長はじめ皆様が来られています。

堺市には、堺ウェリントン協会がありまして、

このブログでもご紹介させていただいていますが、

活動も16年目を迎えています。

堺市女性団体との交流も長く、

市長ご一行が来られました時には、

必ず交流会を行います。

今回、ウェリントン市長は選挙で交代がありました。

お越しになられているのは、

セリア・ウェイド=ブラウン市長。女性です。
その他、都市計画戦略部長ティーナ・ペニントンさんも女性。

国際関係課の男性職員お二人と民間人として大学の教授や、

文化関係の民族舞踊の方々も来られています。

もともとニュージーランドは、

世界ではじめて女性が参政権を獲得した国です。 

現在、国連でもUNDP、

国連開発計画の事務局長のヘレン・クラークさんは、

もとニュージーランドの首相を10年務めた女性で、

ウェリントン市の方です。

堺の姉妹都市は、

他にアメリカのカリフォルニアのバークレー市がありますが、
ちなみに、

このバークレー市はウィメンズ・リブの発祥の地です。

ここと堺市はすでに40年以上の交流があります。

私も中学生の頃、

堺バークレー協会から、

バークレーにホームステイに行ったことがあります。

カリフォルニア大学バークレー校で、

教鞭をとっておられた韓国人の女性教授のお宅に

ステイさせていただきました。

朝方まで、パソコンに向かい、

部屋中に論文原稿を並べてお仕事をしておられた教授の

お手伝いをしたことが、

なにか誇らしく思えましたし、

教授と自分の朝食に目玉焼きを焼いたことを覚えています。

思えばお忙しい時だったのに、

ニコニコとしながらも、いっさいお構いなし、

というのが新鮮でした。
「典子、ごめんね、学会があるのよ。

だから、他の人と違って市内観光をしてあげられないけど、

一緒に大学へ行かない?」
いまから思えば、

中学生の私などを連れて行っても、

お邪魔になるだけですのに、

すばらしい体験でした。

他の教授や、学生さんと話ができました。
大学の生協に行って、

お土産も買いました。

ノートとブックマークを弟に。

当時、すでにバークレー市を走るバスは、

ノンステップバスだったし、

車いすや自転車のまま乗り入れ可能でしたし、

 

町全体がバリアフリーを強く意識していたことがよくわかりました。

もう35年ぐらい前のことですけど。

私の家にもバークレーから同年代のかたが

ホームステイに来られたこともあります。

おもえばこういう交流体験が、

国際社会との窓口になって、

私の中の世界を広げてくれたんだろうと思います。

さてさて、残念ながら、

ウェリントン市には、まだ1度も行けていません。
そのうち、行きたいですが、

女性団体活動の中で、

あて職で協会の副会長をお引き受けするのですが、

交流事業でお互いに行ったり来たりするのは、

自己負担ですので、なかなか大変です。

中国の連雲港市もそうです。

でも世界のどこかの市や町と姉妹都市提携を結ぶというのは

「特別な関係」性を持つわけですから、

国際平和への第1歩としては重要です。

セリア市長との出会いは台風の中で・・。

楽しみです。
今日の午後は女性団体で、

夜はウェリントン協会で。