ホーム活動日記日記 > 市立堺病院、新病院移行への説明会ソレイユ堺で 11月17日
活動日記
月ごとに読む

市立堺病院、新病院移行への説明会ソレイユ堺で 11月17日

午後1時から、本館10階会議室にて、

ソレイユ堺として新・堺病院への移行について説明会を開催。

市立堺病院事務局から説明を受けました。

 

地方独立行政法人への移行、

今年度病院事業会計の補正予算7億円プラスで

42億7159万円になること。

この増額は宿舎予定地5258平方メートルの購入想定価格。

事業スケジュール、未収金債権の放棄の問題、現病院の後利用について。

 

また、第5回市議会に提出される予定の議案について。

中期目標の策定について。

 

約40分の説明を受けてから、質疑応答。

最初に質問と意見を言いました。

 


結局、新病院にかかる経費は総額いくらか?

 

220億円。


病院をオープンしてからかかる運営経費は?

 

約67億円の予定。


そのうち堺市からの政策医療としての繰り入れは?

 

約17億円から20億円

 

三次救急はともかく初期救急や二次救急の体制は?

現在、救急窓口のニチイ学館の職員などの対応はひどい。

改善できるのか?

 

回答

とにかく接遇については改善する。

また医師の考え方もいろいろあるがこの3年間で、

必ず独法になるまでに体制を整えきちんとやります。

 

私からは、

今のままの救急対応では、

こんなに莫大な税金を投入して市立病院をつくる意味がない。

しっかりと体制を組んでほしい。

またニチイ学館など委託先が変わっても

雇用されている職員は7割近くが同じ人。

雇用条件がどうなっているのかは知らないが、

委託先が入札の安いところに代わる度に

雇用者の条件が悪くなっているのかもしれない。

休日や夜間も市の職員が配置されるべき。

 

小さな話かもしれないが、病院の接遇は大事なこと。

自治体病院の在り様は、他の民間の病院とは違う。

民間病院はある意味、経営がダメになれば病院をたたむしかない。

しかし、自治体病院は不採算部門を担うことも含めて、

市民の命をあずかる責任がある。