昨日、関西電力管内のすべての原発11基が
検査のために停止されました。
停止された原発でも撤去しない限り、
万一の地震や津波など、
あるいはそうでなくても老朽化による故障などによって、
大きな事故が発生する可能性は0ではありません。
撤去するといっても、また莫大な費用がかかりますし、
原発で働いてきた人たちの生活保障の問題も発生します。
大変なことです。
しかし再稼働については、
まず地元の方々がこれほどの懸念を抱いておられるわけですし、
地元でなくても私たち全体の問題としてとらえていく必要があります。
東電に追従するかのように
関西電力や大阪ガスが原料コストの値上がりを理由に、
またどちらもが電気料金とガス料金の値上げを決めています。
私たちは、いずれにしても両ピンタ状態に置かれます。
とんでもない話です。
生命を脅かされながら、一方的に値上げをされる。
こんな理不尽なことがまかり通る社会は、まったくおかしい。
このシステムを大きく変えるチャンスは、今です。