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東浅香山小学校の卒業式 3月20日

昨日3月19日、

母校の東浅香山小学校の卒業式に出席させていただきました。

今年は体育館が建設工事中なので、

サンスクエア堺の大ホールで行われました。

 

まず驚いたのは、会場の構成です。

客席には在校生と先生方、そして来賓。

舞台の上に卒業生全員が着席しています。

まさに主役が壇上に。

この配慮には「子どもたちが一番」という学校の姿勢が見えて感動しました。

子どもたちは、なれない場所で、緊張気味でしたが、嬉しそうでしたね。

3クラス108名の児童が卒業しました。



在校生のリコーダー演奏で入場


在校生のおそらく5年生の子どもたちは、格段に行儀もよく、

みんなで上衣は白と決められているのか、

リコーダーを首からかけて、

演奏も送る言葉も歌もしっかりしていました。

 


大勢の保護者と

 


お別れのことばは卒業生と在校生で


先日、長尾中学校の卒業式に出席させていただき、

中学生がもう落ち着いて卒業を迎えているなあと、思いました。

このごろは、小学校の6年生くらいの方が、思春期で、

むずかしいのかなあと感じました。

 


主役は舞台に


でも卒業証書をもらう児童一人一人に会場から大きな拍手が送られ、

山口校長先生が、

一人一人の子どもを丁寧に目と目をあわせ、

証書を渡されているのがよくわかりました。

 


校長先生や担任の先生方は座席で


狭い舞台の上であっても、

先生方の精いっぱいの愛情のこもった式典が進められていきます。

山口校長先生のご挨拶も、ポイントは2点。

一つは人とのかかわりを大切にすること。

「人」と「人間」の違いのご説明から、

人は人と人の間で生きていくことの意味を教えられました。

また堺出身の宇宙飛行士である土井隆雄さんの

宇宙ステーションでの活躍を例に、

「希望」と「夢」を持ち続けて努力することの大切さを

贈る言葉とされていました。

 

式典が終わり、会場の外へ行くと、

何やら先生方や在校生がバタバタと準備を始められました。

紙の花でつくったアーチと、

お花の鉢をもって在校生と保護者が「卒業ロード」を作り、

音楽も流されていました。

卒業生たちは一人ずつ、このあたたかな卒業ロードを通り、

アーチをくぐり6年間の小学校生活を終え、

中学校への新しい一歩を踏み出しました。

素晴らしいですね。

学校で卒業式ができない分、

学校ではできないことをここでやってあげている。

その気持ちが「教育」の原点なんだと思いました。

小さな後輩たち、ご卒業おめでとう!

 


みんなでアーチをつくって