またか・・・。
電話の向こうで、神妙な小声の人事課長の声。
二人の堺市職員の不祥事。
児童ポルノ動画の配信目的の所持による検挙、
女性に卑猥な言動で書類送検されました、
という連絡の電話でした。
今や飲酒運転や飲酒運転による事故などの場合は、
情状酌量の余地なしに懲戒免職。
しかし、
従来も今も「女性に対するわいせつ行為等」の
性暴力には大いに情状酌量がある。
なんの情状酌量か、と思う。
ポルノくらい誰だって持っている、
たまたま見つかって気の毒に、とか、
少々の卑猥な言葉は女性も喜ぶ、
コミュニケーションの一部、だとか・・
減るもんじゃなし、とか。
彼には妻子があり、職を失うと一家が路頭に迷うとか。
文句なしにこれらも懲戒免職がふさわしい。
停職数か月やわずかな減給数か月とかの対応であるから、
事件は後を絶たない。
少々性暴力という犯罪を犯しても、公務員であり続けられる。
おかしい。
警察官なら、即刻、懲戒免職。
これが市職員や教職員になると
懲戒免職ではなく軽い処分で済まされる。
こんなことをする人と机を並べて
一緒に仕事ができるんだろうか。
特に女性職員にとっては嫌悪と拒絶があるだろう。
男性職員だって、
プライドを持って堺市の職員として働いている人は、
男の性は理解するものの、
現実にやってしまったら論外だ、
と思っていると思う。
男性がみんな同じように思われることにも、
抵抗感があるでしょう。
最近、とみに増えてきています。
女性への性暴力。
ちなみに、大阪府はひったくり全国ワースト1。
さらに婦女暴行もワースト1。
さて今回の件堺市は、
どう対処するのでしょうか。