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第35回 人権を守る市民のつどい 12月3日

今日、午後1時15分から、堺市民会館大ホールで、

人権を守る市民の集いが開催されました。

堺市人権教育推進協議会の主催です。

 

 

 

最初に金丸会長から主催あいさつ、

 続いて竹山市長、平田議長から来賓のご挨拶がありました。

次に第34回「私からの人権メッセージ」の

入選者20名の表彰式と4名の方々の発表があり、

私は、審査委員長として講評を行いました。

 

 

 

今年の「私からのメッセージ」は応募総数1711作品。

過去最高です。

昨年の倍以上の作品が集まりました。

この理由には、

堺市の校長会や教育委員会のみなさまのご尽力があり、

またそれにこたえて各学校現場の先生方が

 堺の子どもたちに人権教育をしっかり行ってくださったという

素晴らしい実績が覗えます。

 

 

 

 

入選作品20作品は、

今年から読みやすいサイズに変更された冊子にまとめられました。

今年は、応募を呼びかけるチラシも例年とは変わり、

職員の方のご努力で、

より丁寧でわかりやすいものに変わりました。

 

 

ご応募くださった1711人、

すべての皆さんの作品を掲載したいところです。

人権を自分の問題として引き寄せて、

評論ではなく、しっかりと人権とは何か、

人権を守るために自分はどう考え、

なにをするかということが書かれている作品が選ばれました。

 

 

 

毎年、審査させていただいていますが、

幸せな審査をさせていただいていると感謝しています。

 

このあと、

インターユース堺で今年はオーストラリアに派遣された

若い人たちの発表がありました。

たくさんの写真や現地で学んだことをきちんと報告され、

人権をテーマに行われている国際的な事業が、

堺の若い人たちにとってたいへん有意義であることがよくわかります。

 

さらに今日のメイン講演は戦場カメラマンの渡部陽一さん。

テーマは、

「世界からのメッセージ〜平和と命の大切さ〜」です。

とっても素敵な方で、

驚きましたが、ご講演の内容もルワンダ紛争、

コソボ紛争など世界130以上の国と

地域の紛争の現場を取材してこられた渡部さんのお話は、

バラエティー番組にご出演の渡部さんとは全然違う、

真摯に人間の命に向き合うお話で感動しました。