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小渕大臣の辞任に寄せて 10月20日

おはようございます。

週末のお祭り気分を落ち着けてくれる曇り空の朝です。

 

 

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写真の紅つめくさは、

南三陸町の戸倉中学校の裏庭に咲いていました。

ニュースでは、小渕大臣の政治資金問題で、

おそらく今日辞任と。

「女性の活躍推進」のシンボルである彼女の挫折は、

残念を越え怒りに変わります。

松島大臣はウチワ問題、他の女性閣僚は靖国参拝。

まあ最初からこうなることが

容易に推察される人事とも言われていましたが。

何より腹が立つのは、

彼女らの言動によって「女はやっぱりダメだろう」

という再レッテルを貼られてしまうことです。

今さら、男の機嫌や顔色を伺い、

男並みの政治をやるだけなら、

女性の議員や大臣など必要ない。

この国の女性がおかれている現実はどうなのか。

子どもや高齢者、障がい者や病気の人々、

そして若者や男性は?

東日本大震災の被災地の人々は?!

やるべきことが山積しているというのに。

69年前、敗戦時、女たちは、

愛する夫や息子を二度と戦争に送り出さない、

と決心しました。

本当の意味で男女平等な社会なら、

女の男のと言うこともないけれど、

そうではないから、「女性の活躍推進」なのです。

国を預かる権限を持つ政治家は、

ましてや閣僚は、

偏狭な個人の思想で行動することは許されない。

信念やポリシーも市民や国民に有益であってはじめて活きてくる。

人間だから、失敗もあるけれど、

自分の子どもも含めて市民や国民に胸を張って生きる姿勢は、

政治家には、最も高い基準が求められると思う。

これを書いている最中に、小渕大臣が閣僚を辞任。

政治の男社会の頂点の世界で、

若いなりたてほやほやの女性大臣としての葛藤があったと信じたい。
原発再稼働、武器展…。
女性が輝く社会の実現のために、

子育てや介護の意味を政治に活かしてほしい。
生命を守る政治を推進すること。

戦争前夜の臭いを消し、

平和へのトーチを掲げよう。

皆様におかれましては、

政治の「変」は不幸の始まり。

あなたも私も心に平和のトーチを持って野に咲く花の如く、

希望のある一日でありますように。