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雲外蒼天 3月26日

おはようございます。

全国犯罪被害者の会、あすの会から、
15周年記念誌『雲外蒼天』が贈られてきました。

 

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私の寄稿文を掲載していただき、
2003年の9月24日に、堺市議会が
「犯罪被害者の権利と被害回復制度の確立を求める意見書」を
全国で初めて採択し、以後107の自治体の議会で採択し、
国へ提出されたことが、年表に明記されていました。

 

 

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すでに12年も前のことなんだな…と
あらためて、あすの会の皆様と堺東駅で署名運動をしたことや、
女性センターでの人形劇を見せて頂いたこと、
意見書を自分で書いて、堺市議会で全会一致で採択されたことを
思い出しました。
 

雲外に蒼天あり。
暗雲の外に出れば、青空は広くあたたかい。
あすの会の15年間の活動は、
犯罪被害者の人権を獲得するための運動でした。

兇悪な犯罪で、生命を奪われ、傷つけられた被害者や家族、
また明日は我が身の私たちにとっても、
必要不可欠な重要な運動であり、
結果、2004年12月1日、犯罪被害者等基本法成立、
翌年4月1日施行。
 

以後、裁判への被害者の参加、
損害賠償制度を含む刑事訴訟法の改正や、
犯罪被害者等給付金支給法の改正、
殺人など凶悪重大事件の公訴時効廃止、
など中心的にあすの会の運動を展開されてきた
岡村 勳弁護士や林 良平さんたちのご尽力に、
頭が下がります。
 

何よりも心につき刺さるのは、
犯罪被害者の方々が、二度とここに帰らず、
残されたご家族は、心から笑える日が来ないという現実です。
 

ご一緒に運動できたことを誇りに思い、感謝しています。

さて、今日もまた元気に走ります。

皆様におかれましては、
少しずつでも青空が見えるための努力が
できる一日でありますように。