ホーム活動日記日記 > バーバラ・リー下院議員 9月18日
活動日記
月ごとに読む

バーバラ・リー下院議員 9月18日

2001年の、あの9.11の3日後に米国議会は、ブッシュ大統領に
イラク報復戦争の「必要で適切なあらゆる軍事力」を
行使する権限を与える決議を採択しました。
上院は90人全員が賛成し、下院は、420対1で可決。
唯一の反対票を投じたのが、バーバラ・リー下院議員。

201509180101.jpg

堺市と姉妹都市のバークリー市出身の議員です。
こんな議員を輩出する町は、女性議員が多数で、
アメリカの軍用機は、バークリー市の上空は飛行禁止に
するんだから、すごい。
さすがウーマン・リプの発祥の地ですね。

国会の全員を敵にまわし、国民からは「殺してやる」と
相当な脅迫もされたそうです。

こんな議員が日本の与党には、一人もいないわけですね。

たまたま今ジョン・ダワーを勉強していますが、かつて日本との
戦争に勝ったアメリカは、ベトナム戦争に負けても負けたと
言えない、とにかく戦争し続けるしかない国になってしまった。
そんなアメリカのポチ宣言をしたのが、小泉元首相。
そして、今日の乱暴な採決。

この国は、福島や沖縄の人々に何をしていますか。

日本の民主主義が死んだ?

それは違いますね。
未だかつてなかったほんまもんの民主主義が生まれています。
国会議事堂前だけじゃない。
全国各地で、声をあげている人たちがいる。

だから、失望しても絶望はせず、前に行こうと思います。

女性の人権と子どもや高齢者の問題もクリアする目的は、平和。
だから無所属議員としてやってきたけど、この国の選挙制度では、
無所属議員は不利すぎる。
でもがんばる!