2001年の、あの9.11の3日後に米国議会は、ブッシュ大統領に
イラク報復戦争の「必要で適切なあらゆる軍事力」を
行使する権限を与える決議を採択しました。
上院は90人全員が賛成し、下院は、420対1で可決。
唯一の反対票を投じたのが、バーバラ・リー下院議員。

堺市と姉妹都市のバークリー市出身の議員です。
こんな議員を輩出する町は、女性議員が多数で、
アメリカの軍用機は、バークリー市の上空は飛行禁止に
するんだから、すごい。
さすがウーマン・リプの発祥の地ですね。
国会の全員を敵にまわし、国民からは「殺してやる」と
相当な脅迫もされたそうです。
こんな議員が日本の与党には、一人もいないわけですね。
たまたま今ジョン・ダワーを勉強していますが、かつて日本との
戦争に勝ったアメリカは、ベトナム戦争に負けても負けたと
言えない、とにかく戦争し続けるしかない国になってしまった。
そんなアメリカのポチ宣言をしたのが、小泉元首相。
そして、今日の乱暴な採決。
この国は、福島や沖縄の人々に何をしていますか。
日本の民主主義が死んだ?
それは違いますね。
未だかつてなかったほんまもんの民主主義が生まれています。
国会議事堂前だけじゃない。
全国各地で、声をあげている人たちがいる。
だから、失望しても絶望はせず、前に行こうと思います。
女性の人権と子どもや高齢者の問題もクリアする目的は、平和。
だから無所属議員としてやってきたけど、この国の選挙制度では、
無所属議員は不利すぎる。
でもがんばる!