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女性・暴力・人権 1月7日

おはようございます。
人日(じんじつ)の節句の朝です。

今、あらためて一冊の本を手に取りました。
1994年に初版発行された女性に対する暴力についての
あらゆる分野、立場からまとめられた一冊です。

22年前に書いたミスコン、ポルノ、性暴力についての自分の寄稿を
始め、慰安婦問題、性暴力の法整備、沖縄の基地における女性への
暴力など、今読み返しても有用な内容です。

あの頃は、全米女性学会に毎年出かけ、ニューヨークのSohoに
住む大学教授のアパートメントに、この本の編者である今は亡き
渡辺和子教授、UNIFEM(国連女性開発基金)の職員だった
スリランカ出身のヘマ・グナティラケ教授、また現在東大名誉教授
の上野千鶴子教授らと合宿のような共同生活をしたことが懐かしい
ですね。

あの上野千鶴子さんと、二人で夕食のおつかいで豆腐を買いに
ニューヨークの町を歩いたことも鮮明に覚えています。

全米女性学会や、国際女性学際会議で出会った世界中の女性運動家
や女性学の学者さんたち。
あるいは、5年に一度の国連世界女性会議のNGOフォーラムで
ワークショップを開催し、出会った世界中の女性団体の人たちとの
交流は今も大切にしています。

堺市で、アジア女性会議や、ミスコン国際抗議集会、
アジア女性基金による「戦争と女性」会議も開催してきました。
日本女性会議もAPECのウーマンリーダーズ会議もやりましたね。

この本に寄稿した執筆者は、今もわが国の第一線でご活躍です。

決して過去の回想にとどまっているわけではなく、
世界の女性たちと出会え、様々な経験が今の自分たちの活動の幅を
広げてくれていることを実感しています。

また議員としても、常に世界を注視しながら、世界基準のレベルの
政策を立案、実行したいと自ずと願っているのも、あらためて
認識しています。
だって、例えば夫婦別姓なんて、もう世界基準ですからね。

 

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本を子どもたちにプレゼントしました。
ええ?! お母さん載ってるやん、びっくりぽんや!
ですって。(≧∇≦)

まだまだ、びっくりさせる楽しみが増えそうです。
さてさて、年明け早々、ひどい風邪ひきです。
今頃、去年の疲れでしょうか。

今日は、本当なら東京に行き、村松亮太郎さんのflowersの
内覧会にお招きいただいていましたが、
こじらせそうなので控えます。ごめんなさいね。

かといっても堺で、普通に仕事をします。
13日は、大学院のレポート4本の締切だし。
教授は、昨日からアフリカにご出張でアフリカからご指導いただく
わけで。アフリカでこの1月1日から施行されている持続可能な
開発目標、SDGsの保健福祉とジェンダー分野の現場のインタビュー
調査をなさるとのこと。教授も世界第一線の研究者というわけで。
こうして第一線の人たちに囲まれてたら、風邪をひいている場合
ではないですね。

うーむ、不覚。

七草粥で治します(^-^)/