おはようございます。
曇り空の朝です。

先日、堺市の東文化会館で久しぶりにお会いできた上野千鶴子さん。
「おひとりさま」の言葉を生んだ上野さんの最新刊を
贈ってくださいました。30年前に堺の女性センターで、
亡き母山口彩子と堺市女性団体の取材をされ、上野さんの
女性学者としてのフィールドワークの始まりの頃でした。
当時私も会社をやめて、女性団体活動をスタートしたばかりで、
毎日のように上野さんとロビーでお会いできたのも、
今から思えば、この道に入る上での上等な出会いでしたね。
上野さんは、私たちのような運動をする女性団体活動に
理論武装の必要性を教え、支援してくれた人。
そして実践者を大事にする優しい人であり、
ご自身も実践者でもある素晴らしい人です。
若い頃から、上野さんの本はすべて読み勉強しました。
90年代のミスコン反対運動も応援していただきましたね。
そんな上野さんが、お会いするなり、
「お母さん、亡くなられたんだね…。」と。
その変わらないあたたかさに、ほんまもんのフェミニスト、
アクティビストとしての尊敬が湧いてくるんですね。
さて今日は、午前中は叔母の用事。午後からは、
「子どもと女性が輝く社会実現調査特別委員会」から、
堺総合医療センターとSACHICO(大阪性暴力救援センター)との
事業連携について、現場を視察します。
堺市にもSACHICOのようなワンストップセンターが
必要であることを議会で強く要望してきましたが、
今回の事業連携は、その第一歩だと認識しています。
現代女性学のファースト・ペンギンの上野さんに感謝して、
今日もしっかり「おひとりさま」である叔母の用事も
がんばります!