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乳ガンについて 6月13日

おはようございます。
昨日は久しぶりの休日で、ゆったりしました。

海老蔵さんの記者会見が何度もテレビで流されて。
ご本人とご家族の皆さんの大変さは、私の弟の連れ合いの
乳ガン治療の8年間を思い出し、痛いほどわかります。

義妹は、34歳で自らの触診で乳ガンを発見。余命3ヶ月と言われましたが、
即手術をしたものの、1年後に遠隔転移。
二人の幼い息子がいるので、その後は、手術をせず、
なるべく入院をせずという方針ながら、苦しい抗ガン剤投与と
放射線治療に耐えていました。
弟は仕事と家事、子育てに追われながら辛さをこらえていました。
子どもたちは、スーパーに買い物に行けば重い買い物袋を持ったり、
家の用事をよく手伝い、体操服に自分たちでゼッケンを縫い付けたり、
いじらしいその姿に涙しました。

毎週、週末にはウチに来て、食事を一緒に。
けれど義妹は全身にガンが転移し、最後は子どもたちのことを私に託し、
逝きました。

あまりの辛さに、私にできたことは、堺市の市民検診に
乳ガンの早期発見のためのマンモグラフィーの検診を導入したことでした。
ピンクリボンの運動を始められた、当時関西医大の田中完児先生が、
堺市のような大都市でマンモグラフィーを市民検診に導入するなんて
すごいことですよ、と褒めていただきましたが、義妹はもういません。

でも、私が市会議員としてやれる精一杯のことでした。
こんな苦しみが堺市のみなさんに起こってはならないと痛感したからです。

今では弟の子どもたちも兄は、警察官で柔道の選手、結婚しました。
弟は大学院に進学しています。ガンの遺伝子治療に挑戦すると。

さて、今日も堺市議会、大綱質疑です。
夜も会合があります。

 

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病気と闘っているあなたに贈ります!