南区の特別養護老人ホーム故郷の家のコリアジャパンデーに
お招きに預かりました。




田内理事長のお母様は、田内千鶴子さん。
第二次大戦後、韓国の木甫(もっぽ)で何百人もの戦争孤児を引き取り、
救って育てた人で、今も韓国の母と言われている日本の誇りでもある
高知県出身の女性です。

田内理事長はそんなお母様のご遺志を継ぎ、日本で在日コリアンの方々に
キムチが食べられるホームを運営されています。素晴らしいですね。
その拠点が堺市のここにあります。
韓国でも、相当なお力のある方なのです。
現在の韓国の大統領問題についても、いろんな事情を教えていただきました。
今日は音登夢(おととむ)、木村ご夫妻のヴァイオリンとチェロの演奏を
聴かせていただき、感動しました。


なんと堺市女性団体の創立65周年記念パーティーにて、
東日本大震災に生き残った一本松のヴァイオリンを演奏して
いただいたのです。偶然の再会に感激しました。

心ある人々が集まる場所なんだと、あらためて認識しました。
お昼は、ビビンバやキムチ、大好物の小豆のお餅のデザートをいただき、
幸せでした。



職員の皆さんや地域の皆さんのあたたかい支えによって戦前から戦中、
戦後、この日本においてご苦労された皆さんが、
安心して生き抜ける場所がここにありますね。
感謝の念をご挨拶させていただきました。