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アメフト関東大学リーグ決勝 11月27日

今日は、甲子園ボウルへの出場を賭けたアメフトの関東大学リーグの
決戦でした。

 

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慶應大学は、66年ぶりの優勝をめざして、法政との決戦に挑みました。

横浜スタジアムでの決戦は、テレビや動画中継がなく、伝えて下さったのは、慶應大学アメフト部の元監督であり、選手でもあった山澤真樹さんのFacebookでした。ありがとうございました。m(_ _)m
 

 

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息子と二人で、山澤さんのコメントを待ちました。

結果は、K28-H34。1タッチダウン差でした。

最初から、慶應の主将である李 卓選手のすさまじい活躍が
目に浮かびました。

最後まで逆転を信じました。

残念ながら、それは叶いませんでした。

しかし、李 卓選手のような素晴らしい選手が今、日本を代表する選手として
慶應の主将として、頑張ってくれていること、こんなに大活躍してくれていること自体が、奇跡なのだと思っています。

日本で生まれ、日本で育ってきた李 卓選手が、日本代表に選ばれることや、どこの大学であれ主将になることは、アメフトの実力やリーダーシップなど
必要な条件が整えば、当たり前のことなのですが、国籍が違うということが
大変な障壁となりました。

李 卓選手がそのことを、どのように受け止めたのかを
私は存知していませんが、当時の風評を見れば、日本人であることが
恥ずかしいほどの差別発言だらけでした。
彼は、その後渡米し、アメリカでも当初は、アジア人がアメフト?と
冷ややかだった選手たちが、李 卓選手のプレーの活躍に、
しっかりと認めてくれるようになって、アメリカでプレーすることを
めざしたのです。

そんな彼を迷うことなく、引っ張り上げ、というより当たり前のあるべき
ポジションに、この日本で活躍してもらうために尽力されたのが、
山澤さんであると聞いています。

もちろんチームメイトや現職の監督、コーチ陣、多くのOBの皆さんや
関係者の方々が、みんな応援し、信頼しておられるからこそ、
今日の日を迎えられたのだと思います。

素人からすれば、慶應も法政も力の差は無かったように思います。
でも勝負は、勝負。

無念過ぎて言葉はありません。

ここで負けるということは、どこかでもっと大きな勝ちを取るため。

この悔しさに、押し込められず、ほんの少し休んだら、
また大きな目標に向かって突進し続けてください!

息子が、李 卓選手に憧れ、アメフトが大好きになり、
毎日筋トレや練習に励んでます。

あなたが、どこの国の選手であるとかより、
あなたがあなたでいてくれることが、私たちの誇りです。

ありがとうございます。
李 卓選手、山澤さん、すべての選手に感謝します。
本当にありがとう。