Love & care each other!
アメリカンフットボールは素晴らしい。
昨年の7月29日。神戸の王子スタジアムでは、
PRBパシフィック リム ボウルが開催されていました。
米国アシュランド高校と主に関西の高校アメフト部の
選抜選手チームの試合です。
息子が出場するので、観戦しました。
3Qの初めに、日本チームの選手が負傷した時、
両チームの選手たちや
監督コーチの皆さんをご覧ください。








救急救助者を除いて、みんな膝をつき心配して見守り、
負傷選手の回復を祈っています。
残念ながら、負傷選手は担架でコートの外へ運び出されましたが、
その時グラウンド上の両チーム全員と観戦者全員が、
負傷選手の健闘を讃え、回復を祈り拍手をしたのです。
その後に、アシュランド高校の選手が、プレー中に動けなくなった時も。
幸いこの選手は、自力で立ち上がり、
大きな拍手によってプレーに戻れました。
いずれも通常のプレー中の事故ですが、
こんな光景を見たのは、初めてでした。
胸が熱くなりました。
アメリカンフットボールは、こんなにも素晴らしいスポーツなんだと、
感動して、涙が出るほどでした。
気をつけて、ルールを守ってプレーしていても、
いつケガをしてもおかしくない激しいスポーツなのですが、
フットボールの崇高な、ケガに敵や味方は関係ない、
という凛とした精神に、むしろ慄えました。
親として、息子がアメフトをしていることを誇りに思います。
大学に進学してもアメフトをやりたいという息子たちのためにも、
大学フットボールを本来どおりの崇高な、
そして安全で健全なスポーツとして守ってください。
どうか息子たちの夢を絶たないでください。
よろしくお願いいたします。