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旧姓併記、進んでます! 6月29日

毎日の議長決裁。
ハンコをつく作業は、丁寧に行なっています。

ある日、議会事務局の課長から、
建築関係の証明に関わる決裁なので、
戸籍上の名前でお願いします、と。

そう言えば、大学院の論文もそう言われました。

議長決裁の場合は、明文化されたルールはないそうです。

私は、子どもを産んでから入籍しましたが、
理由はそうしないと原則、子どもの健康保険など社会保障が
手当てされないからです。

しかし、議長としての決裁まで…。
疑問に思いましたので、課長さんに調べていただきました。

すると、今月の6月12日に発信されている
「女性活躍加速のための重点方針2018」には、
今後、住民基本台帳やマイナンバーカードなどは、
旧姓併記が可能となると書かれています。

 

 

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これは内閣府に置かれている
「すべての女性が輝く社会づくり推進本部」の取り組みで、
推進本部長は、安倍総理です。

よって今回の決裁は、山本(山口)典子になりました。

いや、私の人格権や意志からすると、
山口(山本)典子にしたいのですが。

山口典子でずっと仕事して来ているのに、
なんか面倒で、違和感があります。

私は、私に変わりないんです。
逆に山本典子で、紀要論文などが公開されると誰かわからない、
と言われたことがありましので、大学院の論文も旧姓併記にしています。

まだこの国は、国家が個や夫婦や家族を管理するつもりかしら。

戸籍や姓が、パートナーとの永遠の愛や家族の絆を保障するとは
限らないのは、明白なのに。

とくに働く女性には、弊害と精神的な負担の方が大きいと思います。
また例えば、離婚の際の子どもたちの姓について、
子どもたちの精神的な負担を増大させる要因にもなっています。

すでに国民総背番号のマイナンバーを実施しているのですから、
国民の「個」の管理
をする以上は、社会保障も「個」にすればいいのです。