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国連孤児の日制定に向けてN.Y.へ! 日韓の架け橋 田内さん、世界へ 8月14日

今日は、尊敬する「こころの家族」の田内 基理事長ご夫妻が、
議長室までお越しくださいました。


 

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田内さんのお母様は、高知県ご出身の今は亡き田内千鶴子さん。
かつて太平洋戦争の時、
韓国の木甫市で夫の教会で戦争孤児3000人を救い、育てた
「韓国の母」と言われる方です。

 

現在も木甫では、「共生園」として子どもたちが大切に育てられています。

田内理事長は、堺市に日本初の在日韓国人の人々のための
介護施設を創設されました。今から30年前のことです。

キムチと梅干しが食べられる高齢者施設「こころの家族」として、
今では全国に展開されています。

 

田内さんは、第2回堺市国際平和貢献賞を受賞され、
韓国などでも多数の平和貢献賞等を受賞されています。

韓国政府、日本政府の大統領や首相にも
強い影響力を発揮されています。

 

そんな田内さんが、世界中の孤児たちのために
「国連孤児の日」の制定に尽力されています。

堺市の田内さん、「こころの家族」が、こんな素晴らしい活動を
されていることを堺市の私たちが誇りとして、
応援するのは当然のことですので、私は今までにも、
韓国で盛大に開催された田内千鶴子生誕100周年記念事業や、
昨年には、日本の児童養護についての木甫市での
国際シンポジウムに参画して来ました。


今年の10月にはニューヨークのジャパン・ソサエティの
ホールで「国連孤児の日」制定のための大会を開催されます。

 

その際には、日韓政府の代表、国連大使の別所さん、
日本からは堺市と高知県の代表、またアメリカのスター財団の
代表者などが出席します。


ジャパン・ソサエティと言えば、日本国憲法の第24条を草案された、
ベアテ・シロタ・ゴードンさんの多大な援助によって
創設されたもの。日本の企業がニューヨークに行き始めた頃、
日本の子どもたちが通う学校の手配まで、お世話してくださいました。

 

ベアテさんを堺市にお招きした後、ベアテさんは他界されましたが、
「今度ニューヨークに来たら、棟方志功の作品をあげるわ。」と
おっしゃってくださっていました。

 

ベアテさんは、棟方志功や流政之さんも支援し、育てた方です。

さて、ニューヨーク。国連UNIFEMの「女性に対する暴力撤廃」の
ためのガラをニコール・キッドマンが主催した時(2006)、
UN Womenの事務局長、ミチェル・バチェレ現チリ大統領に
面談(2013)した時以来です。


今回もテーマは「人権と平和」。
堺から、世界に向かう実践です。

持続可能な社会の実現には、
すべての人の人権が尊重される平和な社会であることが基本ですね。

SDGs未来都市 堺市として役割を果たします!