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新潮45より漫画りぼんを読もう! 9月23日

おはようございます。
青空にうろこ雲が光る朝です。

昔読んでいた、漫画りぼんの編集長が変わり、大型新連載が始まりました。
「さよならミニスカート」。


さよならミニスカート - 集英社 りぼん

 

人気の女子アイドルグループの高校生少女が、
サイン会でファンの男子にナイフで切られたことから始まるストーリー。

 

現社会の大きな課題である性暴力の実態について、
被害者がどのような状態に追い込まれているかという
現実を描くだけでなく、
また少女たちに注意喚起をしているだけではありません。

 

性暴力が発生する背景、加害者の心理も細密に描き、
それは、当事者にならない限り、無関心で人ごととして、
見て見ぬふりをするしかない多くの人々に強いメッセージを
発信しています。

 

それは、編集長の「異例」の宣言メッセージにも明記されています。

「あなたが無関心であっても、無関係ではないから、
この連載は何があっても続ける」と。

 

りぼんの読者層の若い年代をはじめ、すべての年代の人々が、
誰も性暴力の被害者にも加害者にもならない、
安全で健全な当たり前の社会をつくるためにどうするか、
ということを考える一石を投じている。

 

同時にLGBTやいじめの問題も浮き彫りにされている。

巷では新潮45という、売るためだけに「言論の自由」や
「表現の自由」をふりかざす全く鄙陋(ひろう)な議論を
仕掛ける雑誌が話題になっていますが、
新潮社の社長が自社の雑誌を「常識から逸脱している」として
回収をしているそうです。

 

まるで茶番ですが、
この社長の判断と新潮社の勇気ある社員さんたちが、
消されても消されても新潮45への批判をツイートし続けていることが、
出版社としての「良心」ある新潮社の存続を決める
最後の綱だと思います。

 

りぼんの編集長の英断は、
「売れなくても」多くの少女たちを救いたい!という「良心」の塊です。

お医者さんが、目の前の患者の命を何が何でも救いたい!
と思う医師であるかないかと同じく、
政治家は市民や国民の幸せを最大化しようという意志があるかないか、
でその意志がない人は、その職に就く資格はないですね。

 

性暴力という重いテーマを今だから挑むりぼんを
娘たちや息子にもまず、すすめます。

杉田水脈という国会議員を批判したり、擁護しても、
それは逆に彼女を有名にし、鄙陋な雑誌の売り上げに貢献するだけです。

そんなことより、りぼんを買って読みましょう!(^-^)

さて今日は、少林寺校区のフェスティバルにお招きいただいています!

また、末娘の文化祭でのヴォーカルを聞きに行きます!

よき秋分の日を!