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都道府県・政令市の女性議長は、堺市議会だけだったんですね 2月17日

おはようございます。


女性ゼロの地方議会、まだ2割も 「活動しづらい」:朝日新聞デジタル

 

朝から、こんな記事が一面で、あらためてびっくりしました。

地方議会でも、大阪府下では女性議長さんもいらっしゃいますが、
やはり少数ですね。

世界レベルでは、国会における女性議員の比率が
男女共同参画の指標になっていますので、地方議会がこの状態では、
世界基準に及ぶのはなかなかです。

とはいえ、本当に女性が議員になるというのは、
まず、家族の理解、経済的な要件、
子育て、介護などの環境など、本人負担は、
一般的に男性議員よりもかなり大きいものです。

立候補に至るまでにも、女性本人の決意や努力だけでは、
なかなか条件整備ができない現実があります。

具体的に言ってみると、例えばある日、
妻やパートナーが、「私、議員に立候補しようと思うの」と言った時、
すんなりと「あぁ、いいね。やってみたら?ボクも応援するよ」という
状況になるかどうか、がまず第一関門ですね。

ですから、各政党も女性候補を擁立するのに、
なかなか苦慮されていると思います。

たとえ今パートナーの理解が必要のない状況の女性であっても、
ゆくゆく結婚や子育て、介護など精神的、物理的な壁が訪れます。

現職の議員さんは性別問わず、大変な激務ですが、女性議員さんは、
弱音も吐かず明るく笑っておられますが、
日々の段取りや家庭との両立は、本当に必死だと思いますね。

 

自分自身が、それでもやってこられたのは、一重に家族の理解と応援、
周りの人のお助けのおかげです。
でも本音を言うと、感謝しながらも、やっぱり大変。

だからこそ、女性の視点からの政策立案と実行に本気で頑張ってきました。

でも、まだまだですね。

ただ、実際には子どもの大学受験などの合格者状況を見ると、
女子の圧倒的多数の学部も増えて来ています。

だから日本医大のような事件が起こるほどです。

しかしその先に、大学の入学、卒業時、
いかに優秀な女性であっても一旦社会に出ると、
その能力を発揮しきれなくなる、「生活」や、
まだまだ女性であるということが、
ハンデとされる状況が改善されていない現実があるということです。

 

日本が、この点を改善しない限り、経済の活性化もうまく実現はしない。

介護、医療制度も、子育て支援策も、実際に働く女性からすれば、
もっとピントを合わせて行かないと、女性のみならず、
誰にも担えなくなります。

現実の自分自身の体験と、国際基準の見地から
制度改革案を堺市から実現していきたいです!

がんばります!^_^
さあ、今日もはりきっていこー!