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重度重複障害者の安心な福祉政策を 10月31日

こんばんは。

今日は、午前中堺市総合福祉会館にて、
重度重複障害者の方々の福祉政策について話し合いが行われました。

 

 

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切実な当事者ご家族の要望に、国の施策が追いつかず、
堺市はその隙間を少しずつでも埋める施策を行っています。

国は、入所施設よりも在宅での生活やグループホームの促進の方針ですが、その基準の人的配置数や移動介助などが、
重度重複障害者の方々への対応には足りないのが現状です。

 

在宅と言っても、親御さんの高齢化やご病気などによって、
現実には大変です。

とくに医療的ケアが必要な障害者は、
ショートステイもなかなか受け入れられない現状です。

グループホームも人員不足と赤字経営に悩まされています。

堺市はSDGs未来都市として、誰ひとり取り残さない、
持続可能な福祉政策を実現することが求められています。

 

そのためには、国もグループホームや在宅支援についての施策を
再構築する必要があります。

大変ですが、市民の皆さんの生命と健康を守るセーフティネットは、
行政の責務です。

 

堺市の障害者福祉の担当者の職員さんたちは、
前向きな姿勢で、しっかりと考えてくださっています。

一日も早く、一つでも施策が実現する様に
私もがんばります。