久しぶりに本格的な3時間を超えるオペラを堪能しました!
堺市において長い歴史を持つ、市民オペラは、
その有り様こそが堺の文化度の高さを証明しています。
恐るべし実力。4階まで満席!
シティオペラの公演は、新しくできたフェニーチェ堺のホールや
ステージ機能を最高に発揮してくださいました。
オーケストラピットでの演奏、歌手の素晴らしい声が、響きわたるホール。
ただ、やっぱり座席の前の空間がもう少しあるといいし、
ホワイエの軽食コーナーは、行列ができてしまって、
ロビーに座る場所がないのは残念!
でもアルコール有り!は大人の文化を育てますね。
コーヒー400円は、ちと高いです。
何より、来年は堺シティオペラさんが、
フェニーチェでの公演が困難だとのこと。
リハーサルや仕込みなどの会場使用料が高すぎて、
というのが理由らしいです。
これは、堺市の文化に対するスタンスの問題ですね。
堺市の歴史や市民団体の活動をきちんと理解していない人に任せると、
間違った公平論で仕切られて、堺市民独自の文化の醸成が
衰退してしまうのは、本末転倒です。
指定管理と言えど、市職員も出向しているし、
何より市民の税金を投入して建てているのだから、
文化の担当所管は、そのあたりを熟考して責任を果たしていく必要が
ありますね。
それにしても今日のアイーダは、エジプトを舞台にしていて、
壮大なスケールでした。字幕で歌詞が出てくるので、
わかりやすくて。^_^
フェニーチェならではの、市民オペラの実力発揮!
ブラーボ!の歓声がひっきりなしに上がっていました!