ホーム活動日記日記 > 堺市でも空色リボンキャンペーン! 1月22日
活動日記
月ごとに読む

堺市でも空色リボンキャンペーン! 1月22日

お知らせします!

明日1月23日、午後1時から堺市の堺東駅街頭にて、
空色リボンキャンペーンを行います!

空色リボンキャンペーンとは、犯罪被害をなくそう!
誰もが犯罪の被害者にも加害者にもならない社会をつくって、
犯罪被害者に笑顔を取り戻そう!という目的のプロジェクトです。

 

 

blog_202001220101.jpg

 

blog_202001220102.jpg

 

プロジェクトを立ち上げたのは、神戸の坂口真弓さん。
元全国犯罪被害者の会、あすの会のメンバーでもある坂口さんは、
弟さんをむごい犯罪によって亡くされました。

 

堺市女性団体協議会が、2003年にあすの会の活動を
全国で初めて支援し、「犯罪被害者の権利」を守る法整備を求める
署名活動を行いました。

また同年、堺市議会がやはり全国で初めて、
「犯罪被害者の権利と被害回復制度の確立を求める意見書」を
国に提出しました。この意見書が全国の議会に広がり、
翌年には、国が「犯罪被害者基本法」を制定しました。

 

堺市男女共同参画センターでも、あすの会の人形劇や講演など、
当時の法が決して被害者の味方ではないことを、
広く市民の皆様と学んでいました。

 

私自身は、テレビの報道であすの会の活動を知り、
即座に女性団体協議会にはかり、支援することになり、
さらに、何か自分にできることはないかと考え、意見書を書きました。

 

あすの会の岡村弁護士や林良平さんらが、こんな方法があるですね、
と驚かれ他の自治体議員に伝えて、
200以上の議会から同じ意見書が提出されたのです。

 

かつて堺東駅で、犯罪被害者の権利を回復する制度を求める
署名活動をしていた時、あすの会のメンバーの方々は、
自分の家族のためではなく、これから犯罪被害者になるかも知れない、
見ず知らずの人々のために一生懸命に声を上げてチラシを
配ってくださっていました。

 

その姿に胸を打たれました。家族を凶悪な犯罪で失い、
悲しみのどん底にいるあすの会の人たちが、
ほかの誰かが同じ思いをしないようにと、
立ち上がってくださっていたのですから。

 

その時、坂口真弓さんも一緒にチラシを
配っておられましたが、チラシを受け取ってもらえないと、
とても怒っておられました。
坂口さんの怒りは、悲しみの裏返しだと理解していました。

 

あすの会は、2018年に一定の司法改正の
目的を達成したとして解散されましたが、
後を絶たない犯罪をなんとか食い止めようと、また立ち上がられました。

それが空色リボンキャンペーンです。
協力します!


明日1月23日は、同時刻に神戸で坂口真弓さんたちが、
兵庫県警や香川県警の協力を得て空色リボンキャンペーンを
実施されます。

 

堺市では、大阪府警堺警察署、堺防犯協議会、
堺市、堺市教育委員会と堺市女性団体協議会が、
堺セーフシティ・プログラムとSDGs未来都市推進の事業として
位置づけ、行います!


手作りの思いのこもった空色リボンを胸に犯罪のない社会をめざしましょう!

ご協力宜しくお願いします!