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武者小路千家 5月26日

こんにちは。
武者小路千家の千宗守家元から、
露堂々(ろどうどう)と題するご著書をいただきました。

 

 

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昨年、旭日双光章を叙勲受賞された記念とのことです。

日本の茶道を代表する三千家の一つで
茶道発祥の地である堺市とは、縁もゆかりも深い官休庵。

毎年の堺まつりの大茶会には、三千家合同のお茶会が開催されますが、御家元は毎年、お顔を見せてくださいます。

千宗守家元と初めてお会いしたのは、国連活動で、京都の女性グループが研修会を行った時に講師として招聘されておられました。
20人ほどの小さな集まりで、ご講演の後、国際社会において、茶道が平和のためにどんな役割を果たせるかというお話を伺いました。

千宗守家元は、その時から私のことを覚えていて下さり、堺のお茶会を回っていると、御家元から「やあ!山口さん!」とお声をかけていただきました。

それからは、毎年官休庵の初釜のご案内をいただいています。

世界的にご活躍されている御家元が、小さな集まりでも、
私のようなゆきずりの出会いの者でも、大切にしてくださることが偉大ですね。

 

そう言えば、生団連の名誉会長であり、
ライフのCEOである清水信次さんも、
小さな地方の消費者団体の会合に出席され、
最初から最後まで残って、しっかりと消費者の声を傾聴されておられると。

 

また南アフリカ大使館のングバネ元大使は、日本のあらゆる層の人々と勉強会や交流会を開き、やはり最初から最後まで熱心にいろんな方々の講演や参加者のお話を聴いておられました。

さらに南アフリカからも頑張っている村の女性たちを招き、
「典子、彼女たちは南アフリカでも最も貧しい州で、頑張っているんだ、
私の出身地なんだけどね。ぜひ典子から、
女性グループの運営方法や学び方を教えてあげてほしい。」
といわれたことも思い出しました。

 

本当に千宗守家元も清水信次名誉会長も、ングバネ元大使も、
共通しているのは、人を大切にする姿勢、
きちんと腰を据えて学び続ける姿勢です。

そわそわとあちこちに顔だけ出して、自分の挨拶だけして
さっさと退席するようなリーダーではないということです。

「露堂々」の題の意味を探りながら感謝して拝読します。

 

議会質問の準備をする一日です。

午後からは雨の予報ですね。もうすぐ大阪も梅雨入りですねー!