おはようございます。
昨日は、堺市議会市民人権委員会でした。
被差別部落へのSNS上の差別書き込み等について質問しました。
これだけ膨大な量のSNS上のやり取りから、
差別書き込みをモニタリングするのは、確かに大変な作業ですが、
看過したり、対応しないことは、差別を容認してしまい、
逆に差別に加担してしまうことになります。
永藤市長からは、差別事象について、厳正に対処するために、
必要な方法を検討していくという真摯なご答弁をいただきました。
最近の堺市議会でも、議員の発言などで、証拠もないのに
固有名詞を出したり特定の個人や団体への中傷誹謗、
執拗な印象操作、また職員さんに対しても誹謗中傷を行うものが
見受けられます。
また議場外でのSNSやチラシなども同様のことが行われています。
被差別部落への差別書き込みは、もちろん人権侵害であり、
刑法にも抵触します。またこのような議員の発言、
あるいはこのような発言を容認し続ける結果となっている
議会のあり方についても「人権」の視点から、
対処していく必要があると考えています。
テラスハウス事件の誹謗中傷のツイッターやいいね!や
リツイートが一人の生命を奪いました。匿名性が高いツイッターが
濫用された結果です。
被差別部落への差別書き込みや特定の個人や団体、
また名前を出さなくても容易に推測できる中傷誹謗の
書き込みにいいね!やリツイートすることも問題になります。
今回の質問では、個別の事象について調査中ですので
例示しませんでしたが、一方的に送りつけてこられる
SNSの差別事象についても、行政を通じて法務局へ届けられています。
その結果を見て必要であれば、また議会で質疑を行います。




