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重度重複障がい者が、取り残されない制度と政策を! 11月27日

重度重複障がい者の通所、入所施設についての課題は、
私が女性団体に入会して以来35年間、共に活動しながら、
堺市や府、国への要望を重ねて、少しずつ政策実現をしてきました。

堺市にあった大阪府立障害者センターがなくなり、その後堺市が
重度身障者のためのベルデを開設しましたが、その際、
すでに定員数が少なく、ベルデに入所できない方々が、
数十人いらっしゃることは、最初からわかっていました。

この点については、議会において何度も追求、要望を行いましたが、
市はそのままで開設しました。

 

 

重度身障者は、24時間の見守りと医療的介助が必要です。
介護する親御さんたちも、もちろん子どもさんと居たいのは
やまやまですが、高齢化して体力的に介護が無理になっているのです。

新しい入所施設が無理なら、なぜベルデの定員数を広げておかなかったの
かと、腹が立ちます。

しかし、お母さん方は、待っておれないので、これまで自分たちで、
お金を集め、土地を探して通所施設やショートステイなどの建設や
運営をして来られました。

そもそも国の、障がい者施策は現場とかけ離れており、
その中でも重度身障者への理解と認識が不足しています。
施設の配置人数が少なすぎるのです。
その分、堺市は補助していますが、それでも足りていません。

今日の会議では、コロナ対策についても協議されましたが、
重度身障者の保護者がコロナに感染して、入院した場合、
残された重度身障者は、どうなるのか?

 

堺市でも、このケースについては、まだ段取りができていないので、
早急に病室の確保等が必要であると、強く要望しました。

 

堺市において、堺市医師会との連携で発熱外来の取り組みは
始まっていますが、まだまだ皆さんに、周知が足りないですね。

ホームページに黙って掲載しているだけでは、周知したとは言えないし、
事実、周知できていません。

堺市も財政危機とは言え、市民の生命を守ることについては
義務があります。

とくに脆弱な立場の市民をまず守ることが大事です。

 

 

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