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あたたかなコクリコさかい40th' ! 3月22日

なんと思いの込められた40周年だろう。
毎年のセンターオープン事業のたびに感じていることですが。

瀧口館長はじめ船津代理、岡本係長、再任用の石川さん、奥野さん、
短期臨時職員全員でもたった7名の男女共同参画センターの職員の
皆さんの思いのこもった催事。

今回の記念公演は、谷ノ上朋美さんのDV被害女性の実話を元にした
ひとり芝居。迫真の芝居は、観衆の心に刺さった後に灯火をもたらしました。

これまでも、毎年のゲストは漫画家の池田理代子さんや、
作家の谷村志穂さん、オリンピック金メダリストの山口香さん、
娘さんを幼くして亡くされた方や、女性登山家の今井通子さんなど、
女性活躍の先駆者であり、心ある講師の方々を迎えておられます。


限られた予算にも関わらず、こんなに素晴らしい講師を迎えるのに、
職員さんたちは、講師の方々の他所の講演会に参加して
直接交渉したり、書籍を購入して学び招聘交渉をされています。

 

本庁部局の中には、どこかの企画会社に丸投げして、
高い予算で大したことのない講師を呼んだりしているところもある中で、
男女共同参画センターは、職員自らが、真剣に堺市民のために
講師を探しているから、その思いに応えて下さる「本物の有名人」が
お越し下さるのです。

こんな見えない職員さんの努力を堺市の幹部は、
しっかりと見ておかないといけませんね。

なぜコクリコさかいにこれほどの市民が集い、学び続けているのか。

講師の招聘は、その理由の一つにすぎません。

壇上の花は、紫色の花々。紫色は女性への暴力撤廃のシンボル。
垂れ幕も館長の手書きの書。

そして何よりすごいのは、40年前の竣工時の立看板が、
こんなにきれいに保存されていることです。涙が出ます。

女性団体の先輩諸姉も感動しておられました。

 

隅々まで思いのこもったコクリコさかい40周年!

あたたかなひとときをありがとうございました。

 

 

 

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谷ノ上朋美さんの迫真のひとり芝居。

 

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婦人会館として誕生した時の40年前の立看板。横にはコクリコとミモザの花が添えられています。

 

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来賓としてお祝いのメッセージを。

 

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瀧口館長と谷ノ上さんの対談。

 

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コロナ禍のため80人の人数制限で、最後の記念撮影。

 

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紫色の花々。

 

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館長手書きの垂れ幕です。