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選択的夫婦別姓、今日の判決は? 4月21日

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昨夜、選択的夫婦別姓の早期実現を求める
ビジネスリーダー有志の会等が主催するリモート会議に参加しました。

これからのビジネスになぜ選択的夫婦別姓が必要なのか?
というテーマのパネルディスカッションでした。

前法務大臣の森まさこ代議士から、自民党や国会での議論の経緯や
法改正案が示されました。

最後に地方議会議員として、さいたま市の稲川議員と共に発言の
機会をいただきました。

 

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今日は、この夫婦別姓について東京地裁にて注目の判決がでます。

映画監督の想田和弘さんと妻の柏木規与子さんの夫婦別姓を
求める裁判です。

日本では民法750条の壁がありますが、少しでも国際基準に
近づいてほしいですね。

家族の形も多様な時代になっています。

同姓でも別姓でも、肝心なのはパートナーシップにおいて、

「そこに愛はあるんか?」ということであり、同姓だから、
別姓だからということで愛がつながるわけではないと考えます。

個人的な愛のつながりを国家が管理する必要はなく、国家の責務は、
個人への社会保障をきちんと履行すること。

子どもが生まれても、相続の問題も、世界の手法を参考にすれば
良いと考えます。

私は、ビジネスリーダーの皆様に生団連のことをご紹介した上で、
今後、持続可能な家業や企業は、世界の投資家が企業に投資する
指標がジェンダー平等とクリーンエネルギーの実施であるということを
認識しておくこと。またSDGsのベースはジェンダー平等であり、
だからCEDAWから勧告を受けている日本の夫婦別姓の問題を
早期に解決することも、企業が生き延びるための一つの要件であると
いうこと、などをお伝えしました。

いつもどおりに話していたのですが、皆様に面白いと大受けでしたよ、
と主催者の方がTwitterのコメントなど送ってくださいました。(@>u<)

 

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この問題を議論する前提として、ジェンダー平等教育や人権教育の
必要性を感じます。また日本の司法の国際条約の取り扱いについても
改善点は大いにあると考えます。


誰もが自分の名前に象徴される人権が守られ、
名前や改姓による不都合がない、そんな制度と社会風土が
構築されることが大切ですね。


生団連|国民生活産業・消費者団体連合会

 

女子差別撤廃委員会 | Wikipedia