おはようございます。
昨日の文教委員会は、コロナ禍のために、各議員の持ち時間が
片道20分で行われました。



質問は4項目、設問は16問、要望が4つそれぞれの押さえが7つ。
これを20分に振り分け、さまざまな資料(エビデンス)をお示ししながら、
当局のご答弁を引き出します。
だから結構準備が大変ですが、この準備の時間に、
自分自身や当局の皆さんとの政策形成の土台づくりが始まります。
市民の皆様には見えないところですが、議員の仕事の要の部分ですね。
単なる指摘や批判にとどまらず、
明確な方向性や手法を行政と共に模索して、
政策実現をしていくのが、議員の仕事であると考えます。
昨日の質問項目は、
1、教育職員等による児童生徒性暴力等の
防止等に関する法律について
2、文科省の性教育のテキストについて
☆この2つは、国の施策ですが、元々は
堺市や堺市教委の取り組みが国を動かす原動力の一つになっています。
3、教育のDXについて
☆デジタル・トランスフォーメーションについて、
課題や目的をELSI2.0やRRIの観点からしっかりと明確にしながら
おこなうこと、図書館のデジタル化、指導する先生方への研修などを
要望しました。
4、堺の子どもたちのためのこれからの
教育について
☆日渡教育長のお考えをお聴きしました。
最後に今回の堺市内の中学校のクラスター発生により、
市教委の組織の脆弱さが明らかになりました。
このコロナの感染拡大の最中に、保健給食課を解体し、
保健係として学校総務課に位置づけています。
かつてO-157学童集団下痢症を経験して、9523人が罹患し、
4人の尊い生命を奪った堺市や堺市教委がやれる組織改編ではない、
と強く再検討を求めました。
教育は、堺市にとっても、日本、国際社会にとっても、
私たちの人間社会にとって、一番重要だと思います。
今年は文教委員会で、しっかりと教育問題に取り組みます!