今朝は、下りの新幹線が40分ほど遅れていると、 Sさんが早朝にメールを下さいました。 昨夜の静岡県の震度5の地震の後の点検のためだそうです。 広島市教育委員会の方々から2学期制の説明と ひろしま型カリキュラムについて、ご説明を受けました。
文教委員会視察第一日広島市立学校の二学期制について
さすがは全国で子どもの学力が7位。 下から2番目の大阪府堺市とは、 発想から、実行力から随分と違うようです。 これだけの英語教育と、 言語数理学科をそれぞれ教育委員会が、 綿密な子どもたちの学力実態を調査したうえで、 何が必要かを検討し、 テキストを独自に作成し、 今回学習指導要領の改訂による、 文科省からの「外国語教育はやらない」と決め、 もっと有効な英語教育を5年間の準備時間をかけて スターとされました。 英語が嫌い、ついていけないという実態が あったからということです。 さらにすごいのは言語数理学科ですよね。 子どもに考える力をつけるためのまた、 おもしろいテキストを独自に作成されています。 堺市では残念ながら考えられません。 やっぱり面白い授業にあると、断言されました。 自分自身が楽しめる授業になってもらわないと、 ということでした。
広島市教育委員会の中に、 どなたか素晴らしいキーパーソンがいらっしゃるのです。 堺市のようにいまだに教員に人事権が、 大阪府から移譲されていないというのは大問題です。 ですから2学期制でも、 校長先生が3学期制が望ましいと考える場合、 それでもかまわないということになっているようですが、 それだけ一定の権限を校長が持っているわけです。
二学期制は相当、教員のやる気がないと、実施はむずかしいですね。
思うのは、 広島市の教育には信念がありますね。 子どもが主役になっています。 国に言われたら、ハイハイとバタバタはしていますが、 個別にみると、 先生方の中には広島に負けないような先生方、 いっぱいいらっしゃいますけどねえ。 これだけの教育を実施しておられます。
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