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大綱質疑答弁調整 6月4日

民主主義の根幹である議会での質疑。
本来、答弁調整など必要がないものですが、

時間に制約があるのでできるだけ合理的にやりとりを進めるために

事前調整を行います。

こんな質問します。
こちらから当局に投げかけるのは、箇条書き程度のもの。
速いところは数時間、遅いところは2、3日以上かかって

答弁案が返ってきます。

私にとって一番好ましくない答弁は、

単なる羅列にすぎない長い答弁と観念的な答弁書。

これもやってる、あれもやってる、と

たいしてやってもないことなのに、

事業名だけを説明を加えながら羅列する答弁。

聴いておられる市民の皆様には

「よくやってるみたいじゃない」と勘違いされる手法。

それとやる気や、必要な意識を強く持たせる、とかいう観念的な答弁。
やる気や意識はもちろん大切ですが、それは個人差がある話で、
「その人なり」のやる気や意識の在り様では困るわけです。

答弁は「やる」か「やらない」か、です。
「検討します」「研究します」なんていう答弁では、

私の場合は済ませられません。
タイミングにもよるのですが、

当局が考えてもいないことを急に「やる」のは無理としても、

「やる」方向で検討するのかどうかを

見極めないといけないと思うのです。

本来、大綱質疑の場合は、

私の場合は「やる」もしくは

「やる方向で」というものに限って質問しています。

「やる」が取れないものは、時間をかけて協議していくのです。

ですから答弁調整は、

細かな文言よりも結論が大事だと考えます。

議員の側も、「これについて議会で言いました」ではだめで、

その「結果」を獲得することがプロの議員としての仕事です。

要望だけでとどめていては、達成できないことの方が多いのです。

さあ、今日も答弁調整に議会へ走ります。