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長かった総務財政委員会 6月19日

昨日の総務財政委員会は午後7時15分までかかりました。

午前10時から午後5時まで通常の市長質問および一般質問。

田中丈悦議員が委員外質問。

その内容の大半も議案第153号と議案154号の質疑。

つまり「堺市職員及び組織の活性化に関する条例」と

「堺市職員及び組織の活性化に関する条例の施行に伴う

 関係条例の整備に関する条例」についての質問です。


午後5時、

維新の会からこの条例に関する修正案の説明があり、協議。

人事評価の方法、堺市の原案は絶対評価、

維新の会の修正案は相対評価。

分限処分なども維新の会の提案は大阪府市の

「職員基本条例」と同じく2年連続D評価であれば、

その職員を研修しなおす、というもの。

それでもだめなら免職、というもの。


修正案についての質疑の進行について、暫時休憩し、

別室で委員全員で協議。

馬場議員、井関議員に対しての質問は

片道30分、と取り決めたり、

採決の方法を分割採決にするとか、

いろいろ協議して決めます。

その後5時45分から再開。

維新の会への質問は、

野村議員、大毛議員、石本議員、松本議員から。


修正案に対する質問は、

通告しませんので答える方は大変ですが、

当局を交えての議員間の質疑はどちらもいい勉強になります。

昨日、自民党や、維新の会の皆さんは傍聴に来られていました。


討論ののち採決です。

まず修正案の採決、起立採決です。

賛成は、維新・公明で4人。

反対派ソレイユ堺、自民、共産で4人。

可否同数ですので、委員長である私が否決で、否決。

次に市長提案である原案を採決。

これも起立採決ですが、維新は反対。

公明、ソレイユ堺、自民、共産の賛成多数で、

原案が可決しました。

原案も可否同数になるのかな、と思っていたら、

修正案が否決されたのち、

公明党さんが原案にも賛成されました。


いずれにせよこの条例は、もっともっと練って、

整備していいものにしていくことが必要だというのは、

総務財政委員会全体の考え方であるといえます。

いい議論があったと思います。




討論は全会派から。