ホーム議会報告 > 市議会質疑の進行について 2月13日
議会報告
月ごとに読む

市議会質疑の進行について 2月13日

平成最期の堺市議会定例会。
昨日の初日本会議は、各会派からの緊急質問から始まりました。

本来、今議会は来年度予算を審議することが本題の議会ですが、
初日本会議の約9割の時間が緊急質問になりました。

 

 

blog_201902130101.jpg

 

blog_201902130102.jpg

 


動議の発議は、堺市議会の会議規則に基づいて、
なんの動議なのか、その内容を説明していただき、
2人(動議の種類によっては3人)以上の賛成で動議が成立し、
さらにその動議を採択するかどうかを全議員に諮り、
賛成多数で動議が決定されます。この場合も、
議長だけの人数確認ではなく、
議会事務局による正確な人数確認を待つ必要があります。

 

その後、本会議の議事は、一旦ストップし、暫時休憩として、
動議の内容についての確認を行います。また、調査や調整を行い、
議運を開催して、あらためて動議の発議者から説明を受け、
確認の結果を議運に報告した上で、
議運で動議についてどうするかを議論するのが、基本です。

 

今回の動議は、
緊急質問に対する答弁が納得いかないということでしたので、
正副議長、正副議運委員長は、動議の発議者の主訴を確認の上、
答弁者である竹山市長に、それを伝えました。

また、双方の直接の話し合いも行いました。

 

しかし、暫時休憩の間の、このやり取りは、
市民の皆様には見えないですから、
議論がわかりづらくなりますし、時間がかかります。

質問と答弁の食い違いや、平行線状態の場合には、
議長において議場で調整をすることができます。

本来、議会は議会制民主主義ですから、
議員の自由な発言は保障されています。

 

しかし、より円滑な議事を行うために会議規則があり、
議会運営委員会にて、会議の段取りを先に議論し、会議に臨むのです。


昨日は、本会議終了後も議運、予算理事会、人事案報告が行われました。