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UN WOMEN速報  アフガニスタン東京会合 7月4日

7月5日から9日までの間、外務省が主催する

「アフガニスタンに関する東京会合」が開催されます。


急きょ、アフガニスタンのUN WOMEN事務所の方が、

オブザーバーとして出席されることになり、

ミユキ・ケルクホフ日本事務所長代行が、

4日間付き添うことになったと、

ケルクホフ所長代行からご連絡をいただきました。


UN WOMENはUNIFEMの時代から外務省の中では、

人権人道課が所管しています。

アフガニスタンについては、

G8サミットの関係からも、

日本では緒方貞子さんの尽力で

日本政府も随分支援をしてきました。


UN WOMEN関連では、

アフガニスタンの女子の教育の整備や選挙への女性の参画など

銃弾が飛び交い、

タリバンが大暴れしている危険な中で、

日本政府がUN WOMENを通じて

現地に4億千万円の支援を行っています。


これは、2年前に人権人道課長であった

志野光子課長が尽力してくださった成果でした。


志野課長は当初、

UN WOMENに8億円の拠出を考えてくださっていましたが、

わたしにお電話をいただき、

「山口さん、現地の状況を確認してください。

厳しい現地の状況下では、

予算をつけてもプロジェクトの実施が難しければ、

予算を執行できない場合があり、

今後のことを考えた場合、

確実にやれることに必要な予算をつける方がいい」

というようなお話を伺いました。


なるほど。

予算を執行できない場合は、戻入になり、

戻入すると次からの予算が獲得しにくくなると。


その後、

子どもさんたちと共にローマに赴任された志野課長には

いろいろ教えていただきました。

子どもの権利条約や、

ベトナムからの避難民の漂着や世界中を駆け巡り、

辣腕を発揮されていた志野課長。

優秀であり、

女性のことを真剣に考えている素晴らしい官僚です。


「山口さん、

私はアフガニスタンのこども、

 とくに少女たちが学校でしっかり教育を

受けられることに重点を置いた支援をしたいんです」

とおっしゃっていたことが忘れられません。

 

 



外務省: アフガニスタンに関する東京会合