12月8日。
ニューヨークから、85歳のウクライナ出身の米国人女性が堺に来られた。 ベアテ・シロタ・ゴードンさんである。
私達が3年越しに交渉を重ねた結果、念願のベアテさん本人が来て下さった。 日本国憲法24条と14条の草案者である。 ベアテさんの父、レオ・シロタは世界的ピアニスト。 戦前、山田耕作の招きにより、東京芸大で講師を務められた。 ベアテさんは5歳から15歳までを日本で過ごし、 当時見た日本の女性達の姿をもとに憲法に「男女平等」を書き入れた。 10日には堺市が主催し、日本女性会議開催記念として、 映画上映とベアテさんと藤原監督の対談が行われ、 その夜、「ベアテさんを囲むかい」がリーガロイヤルホテル堺で開催された。
終始パワフルに明るく平等を訴え、私達に勇気を与えて下さった。
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