7月のことでした。
私に1本の電話がありました。
生活保護の女性ケースワーカーが、居宅訪問中に、男性に身体を触れられそうになった、避けたので、未遂に終わったが、危ない!何とかしてください!という内容。
電話の主は、ご本人ではなくその親御さんの友人であり、
女性団体の元校区会長さんからでした。
お電話の直後から、当該区長に電話をし、さっそく取り組みました。
当初は、防犯ブザーで、という返事でしたが、
それでは解決にならない、と強く抗議しました。
その後、ペア訪問や、訪問宅に入る時点で、
ボタンを押すと自動的にGPS機能が始動する携帯端末を装備することに。
これは政令市では全国初のことだそうです。
当局の皆さんも、最初から大変前向きに、
またスピードを持って解決策を模索されました。よかったです。
一応まず一歩前に行きました。
朝日新聞の夕刊に掲載されましたが、
議会で、とも何とも書いていませんが、
今回の私の総括質疑によって明らかにされたことです。
女性職員がたった一人で、
単身、あるいは複数の男性がいる居宅に入って、
職務を行うのですから、これはとても危険な場合があります。
生活保護のケースワーカーだけではなく、
他の職種についても多々ありますが、
今後は全庁的に、すべての居宅訪問の職種について、
担当課が最善策を取ることになりました。
2011年9月22日(木)朝日新聞 夕刊

2011年9月23日(金)読売新聞 夕刊
2011年9月23日(金) 毎日新聞