議運終了後、
急いで堺市総合福祉会館3階の研修室に向かいました。
堺市肢体不自由児者父母の会(会長 上野紀美さん)の方々と
堺市障害福祉課との要望協議の会合に出席しました。
来春オープンする堺市健康福祉プラザの
重度重複障がい者の方々の施設への入所申込みが定員50名のところ、
すでに181名の申し込みがあり、
131名の方がすでに行き場を失い困っておられます。
堺市の重度重複障がい者の保護者の平均年齢は
一昨年の堺市の事前調査で76歳。
私も堺市議会の大綱質疑や健康福祉委員会などでこれまでにも、
新しく作る施設は必要とする市民に間に合うようにすることを
強く訴えてきましたが、
定員枠は頑として50名でした。
今回、少なくともこの131名の方が最初からあぶれます。
131名以外の方々のほかに、
来年には入りたいと希望しておられる方もいます。
親御さんが、養育や看護の限界に来ておられるのです。
さあ、堺市は今後どうするべきか。難題です。
今、言えることは、障がいのある子どもさんが、
親御さんが亡くなられた後も、
安心して生活していける政策が必要だということです。

