ガート・グロブラー南ア駐日大使が、
今月いっぱいで退任されるという御挨拶状をいただきました。
いったん本国に戻られて、
来年早々新しい赴任先が決まるとのこと。
風の便りでは、
ガラパゴスの大統領が政変で南アに亡命中で、
その対応のために
特命を受けられているのでは、というところです。
アパルトヘイト解放後の南アにあって、
日本の大使を務められたグロブラー大使は白人ですが、
現政権の中で、
白人でありながらこのポスト、
というのは高い地位なのだそうです。
南アはまだまだこれからの国。
アパルトヘイト(黒人隔離政策)の傷跡は
なかなかそう簡単に癒えるものではありません。
今、教育、医療、福祉の充実のために産業振興をはかっています。
堺市への南ア総領事館の誘致に、
私はすでに7年間、
前大使のングバネ閣下の頃から南アの大使館との交流を続けてきました。
それは堺市の産業振興のためであり、
ひいては堺市の教育や医療、福祉の充実のためです。
グロブラー大使にもお世話になりました。
南アフリカと堺市から日本との関係が
WIN-WINになることを願っています。